特許事務所

輸送管過熱装置

(書誌+要約+請求の範囲)

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開平7−4878
(43)【公開日】平成7年(1995)1月10日
(54)【発明の名称】輸送管加熱装置
(51)【国際特許分類第6版】
F28D 15/02 101 J
H
102 B
F16L 53/00 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】FD
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願平6−26071
(22)【出願日】平成6年(1994)1月27日
(31)【優先権主張番号】特願平5−52898
(32)【優先日】平5(1993)2月17日
(33)【優先権主張国】日本(JP)
(71)【出願人】
【識別番号】000000284
【氏名又は名称】大阪瓦斯株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号
(71)【出願人】
【識別番号】000137889
【氏名又は名称】株式会社ミヤワキ
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区田川北2丁目1番30号
(71)【出願人】
【識別番号】000003263
【氏名又は名称】三菱電線工業株式会社
【住所又は居所】兵庫県尼崎市東向島西之町8番地
(72)【発明者】
【氏名】木田 雅博
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】柏木 朗夫
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】中西 準二
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 富徳
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】大村 雅彦
【住所又は居所】兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線工業株式会社伊丹製作所内
(72)【発明者】
【氏名】中本 正博
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区田川北2丁目1番30号 株式会社ミヤワキ内
(72)【発明者】
【氏名】丸岡 正和
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区田川北2丁目1番30号 株式会社ミヤワキ内
(72)【発明者】
【氏名】高田 雅史
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区田川北2丁目1番30号 株式会社ミヤワキ内
(74)【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 武嗣



(57)【要約】
【構成】 長尺のヒートパイプ2が、輸送管1に沿ってかつ外面5に接触状態に配設される。ヒートパイプ2は、作動流体が封入される外管3と、外管3内に挿通されるスチーム管4とを有する。ヒートパイプ2のスチーム管4からの蒸気が凝縮した復水を溜める容器6を備える。容器6には感温弁が収納される。感温弁は、容器6内の復水が所定設定温度より上昇した状態で閉状態となり、所定設定温度より低下した状態で開状態となる。容器6内へ突入したヒートパイプ2のスチーム管4の下流側の端部に感温弁を連通連結する。
【効果】 輸送管1を長手方向に均一に加熱することができ、該輸送管1にて輸送される重油等の流体の温度をほぼ一定に維持することができる。



【特許請求の範囲】
【請求項1】 作動流体が封入された外管と該外管内に挿通されたスチーム管とを有する長尺のヒートパイプが、被加熱用輸送管に沿ってかつ外面に接触状態で配設される輸送管加熱装置であって、上記ヒートパイプの下流端側に設けられると共に、該ヒートパイプのスチーム管の上流側から供給された蒸気が液化してなる復水を溜め、かつ、ヒートパイプの下流側の端部が所定長さだけ突入される容器と;該容器内へ突入した上記ヒートパイプのスチーム管の下流側の端部に連通連結されると共に、上記復水が所定設定温度より上昇した状態で閉状態となりかつ該復水が該所定設定温度より低下した状態で開状態となる感温弁と;を備えている輸送管加熱装置。
【請求項2】 ヒートパイプの外管が、金属製コルゲート管である請求項1記載の輸送管加熱装置。
【請求項3】 ヒートパイプの外管が、その外表面に防食処理が施されている請求項1記載の輸送管加熱装置。
【請求項4】 ヒートパイプの外管が、その外表面に合成樹脂シースを備えている請求項1記載の輸送管加熱装置。
【請求項5】 輸送管にて輸送される流体が、低温で固化性あるいは増粘性を有し、かつ高温で熱分解を起こす流体である請求項1記載の輸送管加熱装置。
【請求項6】 作動流体が封入された外管と該外管内に挿通されたスチーム管とを有する長尺のヒートパイプが、被加熱用輸送管に沿ってかつ外面に接触状態で配設されると共に、該ヒートパイプの上流端側に、蒸気供給装置からの蒸気内の錆・スケール等の異物を除去する異物除去機構を備えた輸送管加熱装置であって、異物除去機構が、蒸気供給装置からの復水及び蒸気が供給される蒸気入口と蒸気のみをヒートパイプのスチーム管に供給する蒸気出口とを有する容器と、該容器に内装されると共に復水及び蒸気内の異物が付着する第1スクリーンと、該容器内に形成されて該第1スクリーンを通過した微小異物を含む蒸気が気泡として通過する復水溜りと、微小異物のうち該復水溜りを通過した異物が付着して蒸気のみを上記蒸気出口に供給する第2スクリーンと、を備えている輸送管加熱装置。
【請求項7】 復水溜り内に、磁性を有する異物を吸着する第1マグネットを配設した請求項6記載の輸送管加熱装置。
【請求項8】 第2スクリーン内に、磁性を有する異物を吸着する第2マグネットを配設した請求項6記載の輸送管加熱装置。
【請求項9】 復水溜りの上方に復水飛沫を該復水溜りに還元するプレートを配設した請求項6記載の輸送管加熱装置。
【請求項10】 復水溜り内の復水が所定量を越えた際に、その越えた復水を該復水溜りから外部へ排出するための排出管を有する請求項6記載の輸送管加熱装置。

(書誌+要約+請求の範囲)

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開平7−4878
(43)【公開日】平成7年(1995)1月10日
(54)【発明の名称】輸送管加熱装置
(51)【国際特許分類第6版】
F28D 15/02 101 J
H
102 B
F16L 53/00 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】FD
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願平6−26071
(22)【出願日】平成6年(1994)1月27日
(31)【優先権主張番号】特願平5−52898
(32)【優先日】平5(1993)2月17日
(33)【優先権主張国】日本(JP)
(71)【出願人】
【識別番号】000000284
【氏名又は名称】大阪瓦斯株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号
(71)【出願人】
【識別番号】000137889
【氏名又は名称】株式会社ミヤワキ
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区田川北2丁目1番30号
(71)【出願人】
【識別番号】000003263
【氏名又は名称】三菱電線工業株式会社
【住所又は居所】兵庫県尼崎市東向島西之町8番地
(72)【発明者】
【氏名】木田 雅博
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】柏木 朗夫
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】中西 準二
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 富徳
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】大村 雅彦
【住所又は居所】兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線工業株式会社伊丹製作所内
(72)【発明者】
【氏名】中本 正博
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区田川北2丁目1番30号 株式会社ミヤワキ内
(72)【発明者】
【氏名】丸岡 正和
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区田川北2丁目1番30号 株式会社ミヤワキ内
(72)【発明者】
【氏名】高田 雅史
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区田川北2丁目1番30号 株式会社ミヤワキ内
(74)【代理人】
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 武嗣



(57)【要約】
【構成】 長尺のヒートパイプ2が、輸送管1に沿ってかつ外面5に接触状態に配設される。ヒートパイプ2は、作動流体が封入される外管3と、外管3内に挿通されるスチーム管4とを有する。ヒートパイプ2のスチーム管4からの蒸気が凝縮した復水を溜める容器6を備える。容器6には感温弁が収納される。感温弁は、容器6内の復水が所定設定温度より上昇した状態で閉状態となり、所定設定温度より低下した状態で開状態となる。容器6内へ突入したヒートパイプ2のスチーム管4の下流側の端部に感温弁を連通連結する。
【効果】 輸送管1を長手方向に均一に加熱することができ、該輸送管1にて輸送される重油等の流体の温度をほぼ一定に維持することができる。



【特許請求の範囲】
【請求項1】 作動流体が封入された外管と該外管内に挿通されたスチーム管とを有する長尺のヒートパイプが、被加熱用輸送管に沿ってかつ外面に接触状態で配設される輸送管加熱装置であって、上記ヒートパイプの下流端側に設けられると共に、該ヒートパイプのスチーム管の上流側から供給された蒸気が液化してなる復水を溜め、かつ、ヒートパイプの下流側の端部が所定長さだけ突入される容器と;該容器内へ突入した上記ヒートパイプのスチーム管の下流側の端部に連通連結されると共に、上記復水が所定設定温度より上昇した状態で閉状態となりかつ該復水が該所定設定温度より低下した状態で開状態となる感温弁と;を備えている輸送管加熱装置。
【請求項2】 ヒートパイプの外管が、金属製コルゲート管である請求項1記載の輸送管加熱装置。
【請求項3】 ヒートパイプの外管が、その外表面に防食処理が施されている請求項1記載の輸送管加熱装置。
【請求項4】 ヒートパイプの外管が、その外表面に合成樹脂シースを備えている請求項1記載の輸送管加熱装置。
【請求項5】 輸送管にて輸送される流体が、低温で固化性あるいは増粘性を有し、かつ高温で熱分解を起こす流体である請求項1記載の輸送管加熱装置。
【請求項6】 作動流体が封入された外管と該外管内に挿通されたスチーム管とを有する長尺のヒートパイプが、被加熱用輸送管に沿ってかつ外面に接触状態で配設されると共に、該ヒートパイプの上流端側に、蒸気供給装置からの蒸気内の錆・スケール等の異物を除去する異物除去機構を備えた輸送管加熱装置であって、異物除去機構が、蒸気供給装置からの復水及び蒸気が供給される蒸気入口と蒸気のみをヒートパイプのスチーム管に供給する蒸気出口とを有する容器と、該容器に内装されると共に復水及び蒸気内の異物が付着する第1スクリーンと、該容器内に形成されて該第1スクリーンを通過した微小異物を含む蒸気が気泡として通過する復水溜りと、微小異物のうち該復水溜りを通過した異物が付着して蒸気のみを上記蒸気出口に供給する第2スクリーンと、を備えている輸送管加熱装置。
【請求項7】 復水溜り内に、磁性を有する異物を吸着する第1マグネットを配設した請求項6記載の輸送管加熱装置。
【請求項8】 第2スクリーン内に、磁性を有する異物を吸着する第2マグネットを配設した請求項6記載の輸送管加熱装置。
【請求項9】 復水溜りの上方に復水飛沫を該復水溜りに還元するプレートを配設した請求項6記載の輸送管加熱装置。
【請求項10】 復水溜り内の復水が所定量を越えた際に、その越えた復水を該復水溜りから外部へ排出するための排出管を有する請求項6記載の輸送管加熱装置。

 

 

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